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ChatGPT Codexの使い方・料金・GitHub連携体験レポート|失敗も含めたリアルなレビュー【2025年6月最新】

ChatGPTにCodexという新機能が追加されていたので試してみました。

2025年6月5日、いつものようにChatGPTを起動してみると、左側のメニューに見慣れない項目が追加されていました。
その名も「Codexコーデックス)」です。

2カ月ほど前には、「Monday」という、ちょっと毒舌なGPTsが追加されていた記憶があったので、今回のCodexもChatGPT側の公式機能の一つのようです。

気になって少し調べてみると、CodexはGitHubと連携してコードの修正ができる機能らしいです。
つまり、ChatGPTに仕様を渡しておけば、コードの生成や編集を自動で行ってくれるとのこと。

実際にChatGPTにも聞いてみたところ、「仕様書をこちらで作成すれば、コードそのものも生成可能ですよ」といった答えが返ってきました。
ですが、正直なところ具体的な使い方まではよく分からないというのが初見の印象です。

目次

CodexはGPT-4oに統合されている?それって本当?

ちなみに、GPT-4o自体にCodexの機能が統合されているという話も耳にしましたが、これについてはちょっとハルシネーション(AIの思い込み)かもしれないなと感じています。

最近では「GPT-4.1」や「GPT-4.1mini」なんてものも追加されていましたが、もしかするとGPT-4.5の下位バージョン的な位置づけかもしれないです。

実際にGPT-4.1を使ってみると、GPT-4oより生成時間がやや長くコードもGPT-4oよりしっかり書けるような印象でした。

もしかすると、「4o-mini-high」のような使い分けができるモデルかもしれないです。(たぶん)

Codexの使い方と料金について|GitHub連携の注意点もあり

今回、私は初めてCodexを使ってみたのですが、やはり最初は操作方法がよくわからず、ChatGPTに相談しながら導入を進めてみました

普段から私はChromeでChatGPTを使っていて、履歴やクッキーなども残したままにしているのですが、Codexを使おうとした際にGitHubとの連携がうまく進まないというトラブルが発生しました。

GitHub連携に詰まった話:解決策はFirefoxだった

最初にGitHubに接続しようとしたとき、なぜかログイン後の画面がうまく進まなくてフリーズしたような状態になりました。
原因がわからなかったので、ChatGPTに相談したところ、

「クッキーやキャッシュを削除して再ログインしてみてください」

というアドバイスをくれました。

ただ、Chromeでキャッシュや履歴を消すと、また一からいろんな設定をやり直すことになるのがちょっと面倒だったので、
普段はほとんど使っていないFirefox(ブラウザ終了時に履歴がすべて消える設定)で試してみたところ…

無事、GitHubとの連携が成功!

CodexからGitHubアカウントへのログイン処理がスムーズに進みました。
もし同じようにGitHubへの接続で詰まっている方は、別のブラウザで試してみるとスムーズに進むかもしれません。

Codexを使うにはGitHubにリポジトリ(プロジェクト)を作る必要がある

Codexを利用するには、あらかじめGitHub上にリポジトリ(プロジェクトのようなもの)を作っておく必要があるようです。

私の場合は、まずChatGPT(あるいはClaudeなどのAI)にベースとなるコードを作ってもらい、
そのコードをGitHubにアップロード → Codexでそのファイルを開き → 修正指示を出す、という流れで使ってみました。

つまり

コードの初期作成は他のAIツールでもOK。
そこからCodexで“AIによるコード修正”をお願いする、という使い方が現実的かなと感じました。

ただし、ChatGPTは「Codexを使えばGitHub連携でより高精度なコード生成ができる」とも言っていたのですが、
正直その部分は、まだ実感がないというのが正直な感想です。

Codexの料金について:無料プランでも使える?

CodexはGPT-4 Plusユーザーであれば追加料金なしで利用可能です(※2025年6月時点)。
月額20ドルのChatGPT Plusプランに加入していれば、Codexはその中に含まれている機能です。

私もGPT-4oを使っているので、Codexも特別な課金なくそのまま利用できました。

Codexは一部のGPTs(カスタムGPT)では表示されないこともあるので、左側のメニューに「Codex」が出ていない場合は、通常のGPT-4oモードに切り替えてから試してみるとよいと思います。

Codexを使ってみた感想|修正精度・対応力はまだこれから?

今回は、ChatGPTに作ってもらったエラーのあるコードを、Codexを使って修正してみるという形で試してみました。

最初の印象としては、「おお、これ本当にGitHubのコードをAIが直してくれるんだ!」というワクワクがありました。
しかし実際に使ってみると、まだ実用的に安定しているとは言えない部分も多いと感じました。

修正を何度か繰り返した結果…

1回目:部分的に修正されるが、まだエラー残る

指示どおりに修正されたように見えたものの、実行してみるとエラーは消えておらず、一部だけ動作改善された状態でした。

2回目:さらに悪化する

「もっとこうして」と具体的に指示を追加したところ、今度はさらに不具合が増えてしまい、動作しなくなりました。

3回目:「全文の見直し」など指示しても生成されず

「コード全文を見直して生成し直してください」や「スタートボタンを押しても画面が真っ暗になります」といった自然な指示をしてみましたが、
期待していたような“完全なコードの再生成”は行われませんでした。

「コードの続きを書く」「この部分だけ修正する」などは得意そうですが、全体を再構築するような用途はまだ難しい印象です。

Codexの現時点での立ち位置

私の印象では、Codexはまだ**“試験運用的なフェーズ”**にあると感じました。

機能自体はとても魅力的ですし、「これが完成すればすごく便利になりそう!」という可能性は強く感じたのですが、実際に使ってみると、まだ不安定だったり、指示がうまく伝わらなかったりする場面が多かったです。

正直な感想

期待していた分、ちょっとショックでした…。
私はふだん、コードの全てをAIに任せて作っているので、AIがGitHub上のコードを直接修正してくれる機能にはとても期待していたのですが・・。

現時点では、**ChatGPT 4o-mini-high や Claude(無料のAnthropicのAI)の方が実用的だと個人的には思います。

Codexはまだ微妙というか、現時点では使えないかな・・。

まとめ|ChatGPT Codexは将来性はあるが、今はまだ“試し中”という印象

今回は、ChatGPTに新しく追加されていた**Codex(コーデックス)**という機能を実際に使ってみた体験を、できるだけリアルにお伝えしました。

Codexは、GitHubと連携してコードの修正や編集をChatGPTに依頼できる新しい開発支援ツールであり、将来的にはかなり強力な武器になる可能性を秘めているとは思います。

ただし、今回実際に使ってみた限りでは:

  • まだまだ試験運用的な段階であり、挙動が安定していない
  • 「コード全文を再生成して」などの高度な指示は通りづらい
  • 期待値とのギャップが正直あった

といった印象が残りました。

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