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AviUtlはインスタリールのカバーやYouTubeショートのサムネにおすすめ?編集ソフトを比較!

インスタのリールに使用するカバー画像や、YouTubeショートのサムネイル画像をどのように作成していますか?

リールのカバー画像は直接再生数には影響しませんが、プロフィールを訪れた人が動画を探す際の重要なポイントになります。

また、YouTubeのショート動画や通常の動画では、タイトルも大事ですが、サムネイルのインパクトによって再生数が大きく左右されるほど最重要です。

そこで今回は、私がインスタのリールやyoutubeのサムネを作る為のソフトをご紹介したいと思います。

しかし、これは万人受けする手法ではありません。
ほとんどの方は、capcutやvrew、Canvaなどで作成されていると思います。

でも、これらは決まった型でしか作成できず、自分の理想の文字装飾は難しいです。

一方で「AviUtl」は、自由度の高さが魅力。プラグインを導入すれば、自分の理想のデザインを自由に作成できます。以下に簡単な比較表を作成しました。

ソフト自由度操作性スマホ対応無料/有料ロゴの有無商用利用
Canva低い簡単無料プランあり(有料機能あり)無料プランではロゴが入る場合あり有料プランで商用利用可
CapCut簡単無料なし商用利用可
Vrew低い簡単無料なし商用利用可
AviUtl高いやや難しい×完全無料なし商用利用可

ですが、aviutlはPC限定ですし、ソフトのDL(インスト無し)や少しだけ設定する必要があります。
ただ、1度文字の装飾や型を設定してしまえば、文章を変えるだけですぐに文字を入れた画像を生成することが可能です。

AviUtlを使うメリットとデメリット

メリット:

  • 高度な文字装飾が可能
  • 自由にデザインをカスタマイズできる
  • 一度設定すれば、文章を入れ替えるだけで簡単に画像を作成できる

デメリット:

  • PC専用(スマホでは使用不可)
  • ソフトのダウンロード&初期設定が必要
  • 最初の操作に慣れるまで時間がかかる

私自身、スマホの操作が苦手で、PCをメインに使っているため、AviUtlでの作成が一番楽でした。AviUtlを使えば、こだわったデザインのサムネイルやカバー画像を作成できるので、クリエイティブにこだわりたい方にはおすすめです。

ただし、1つだけ注意点があります。
インスタのリールのカバー画像やYouTubeショートのサムネイルは、1080×1920の縦長サイズが推奨されています。しかし、AviUtlではこのサイズでの編集が難しく、私の場合は半分のサイズ(540×960)で作成し、後から拡大する方法を取っています。これは、PCの画面に収めて作業しやすくするためです。

そのため、作成後に画像サイズを2倍に拡大する必要があります。そこで私が使用しているのが、「Upscayl」というAIを活用した無料の画像拡大ソフトです。

UpscaylはAI技術を用いて高精細な拡大を行うため、通常の拡大では発生しがちな画質の劣化を防ぎつつ、1080×1920のサイズに変換できます。

AviUtlで自由度の高いデザインを作りたいけれど、1080×1920のサイズ問題が気になる方は、Upscaylを活用するとスムーズに解決できるのでおすすめです。

Upscaylの公式サイト https://upscayl.org/

目次

aviutlの導入方法

AviUtlは、無料で高機能な動画編集ソフトですが、初めて使う方にとっては少し設定が必要です。ここでは、AviUtlのダウンロードから基本的な設定方法までを解説します。

1. AviUtlのダウンロード

AviUtlは公式サイトからダウンロードできます。

ダウンロード手順

  1. 公式サイト(http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/)にアクセス。
  2. 「aviutl100.zip」 をダウンロード。
  3. AviUtlを拡張機能、 「拡張編集Plugin(exedit)」 もダウンロード。

2. AviUtlのインストール(展開)

AviUtlはインストール不要のソフトです。ダウンロードしたZIPファイルを展開するだけで利用できます。

インストール手順

  1. aviutlと名前を付けたフォルダを新規作成
  2. ダウンロードした aviutl100.zip を解凍(右クリック → 「すべて展開」)。
  3. 解凍したフォルダ内の 「aviutl.exe」 を開く。(初回は動作環境の確認が出ることがあります)

3. 基本的な設定(初期設定)

AviUtlを快適に使用するために、いくつかの設定を行いましょう。

aviutlフォルダの中に、scriptとpluginsと名前の付けた2つのフォルダを作成する。

1. メモリ設定の変更

  1. AviUtlを起動。
  2. 「ファイル」「環境設定」「システムの設定」 を開く。
  3. 「最大画像サイズ」1920×1080(または希望のサイズ) に変更。(私は2000×2000)
  4. OKを押して設定を適用。aviutlをいったん閉じて、再度起動。

2. 拡張編集の有効化

  1. 「設定」「拡張編集の設定」 を選択。
  2. 「拡張編集」のウィンドウが開けば設定完了。

3.設定→サイズの変更→指定サイズを選択 540×960にする

4. 文字装飾を簡単に設定する方法

AviUtlを使って、リールのカバー画像やYouTubeショートのサムネイル用に文字装飾を設定できます。

1. テキストオブジェクトの追加

  1. 「編集ウィンドウ」 で右クリック → 「メディアオブジェクトの追加」「テキスト」 を選択。
    (拡張編集ウィンドウに画像や何も挿入していない場合、新規プロジェクトを作成する。
  2. テキストオブジェクトが追加されるので、好きな文字を入力。

2. 文字装飾のカスタマイズ

  1. 「テキストのプロパティ」 でフォント、サイズ、色を変更。
  2. 「縁取り」「影」 などのエフェクトを適用。
  3. 「拡張編集」 を使うことで、さらに細かい調整が可能。

3. 設定を保存して簡単に使い回す

  1. 「プリセット機能」 を活用して、作成したデザインを保存。
  2. 次回以降は文章を変えるだけで、すぐに新しい画像を作成可能。

5. 画像として出力する方法

AviUtlは動画編集ソフトですが、画像として出力することも可能です。

PNGの拡張子で保存できるプラグインがあるので、これを導入します。
https://auls.client.jp/ このサイトでPNG出力のプラグインがDL出来ます。

DLして解凍したauls_outputpngフォルダの中にある「auls_outputpng.auf」ファイルをaviutlのpluginsフォルダの中に入れます。
(aviutl本体を起動している場合は、一度閉じて再度起動してください。)

設定→PNG出力の設定→「現在のフレームの画像をPNG形式で出力」を選択する

「Print Screen(スクリーンショット)」 を活用して手軽に保存することもできます。

文字の装飾

aviutlは様々なプラグインがあり、文字装飾が出来るものもあります。
ここでは、「虹色グラデーション」をご紹介します。

虹色グラデーション

https://tim3.web.fc2.com/sidx.htm#RbwGra こちらのサイトから「虹色グラデーション」をDL。

解凍して出来たファイル(T_R_gradation.dll,虹色グラデーションanm)をscriptフォルダに入れます。

右上の+マークをクリックして、「アニメーション効果」を選択。

左下から「虹色グラデーション」を選択。

日本語フォントのおすすめ

AviUtlでサムネイルやカバー画像を作成する際、フォント選びは非常に重要です。
適切なフォントを使うことで、視認性を向上させ、より魅力的なデザインに仕上げることができます。
以下に、無料で使える日本語フォントを用途別にご紹介します。

(日本語フォントはPCにインストールすれば、aviutlのフォント選択画面に現れます)

1. 見出し・タイトル向けフォント

見出しやタイトル部分は、一目でインパクトを与えることが重要です。太めで視認性の高いフォントがおすすめです。

  • 源ノ角ゴシック(Noto Sans JP)Google Fonts
    → どんなデザインにも馴染む、シンプルでバランスの取れたゴシック体。
  • やさしさゴシックダウンロード
    → 柔らかい雰囲気で親しみやすい印象を与える。
  • ラノベPOPダウンロード
    → 角丸でポップなデザイン。YouTubeのエンタメ系サムネイルに最適。
  • しねきゃぷしょんダウンロード
    → 映画の字幕風フォント。シリアスな雰囲気やVlogに最適。

2. 手書き風・カジュアルなフォント

手書き風フォントは、親しみやすく柔らかい印象を与えるため、SNS向けのサムネイルにおすすめです。

  • ふい字ダウンロード
    → ナチュラルな手書き感が特徴。カジュアルなデザインに最適。
  • あずきフォントダウンロード
    → かわいらしいデザインにぴったり。
  • マメロンダウンロード
    → ゆるい雰囲気で、おしゃれなサムネイルに最適。

3. 高級感・おしゃれなフォント

YouTubeのハウツー系やビジネス系サムネイルには、洗練されたフォントを使うことで、プロフェッショナルな印象を与えられます。

  • 源ノ明朝(Noto Serif JP)Google Fonts
    → 上品で洗練された明朝体。高級感のあるデザインに最適。
  • 衡山毛筆フォントダウンロード
    → 和風テイストのデザインにぴったりな毛筆フォント。
  • はんなり明朝ダウンロード
    → 柔らかい明朝体で、女性向けデザインにおすすめ。

4. 商用利用OKなフォントまとめ

商用利用する場合は、必ずライセンスを確認する必要があります。以下のフォントは、基本的に商用利用可能です。

AviUtlでフォントを活用することで、より個性的なサムネイルやカバー画像を作成できます。デザインの雰囲気に合わせてフォントを選びましょう!


AviUtlの代替ソフト

AviUtlは非常に自由度の高いソフトですが、PC専用で操作に慣れるまで時間がかかるため、他の選択肢も検討したい人向けに、AviUtlの代替となるソフトを紹介します。

1. Photoshop(有料・高度な編集が可能)

  • 特徴: プロ向けの画像編集ソフト。高度なデザインや合成が可能。
  • メリット: フォントのカスタマイズやレイヤー機能が豊富。
  • デメリット: サブスクリプション制で月額料金がかかる。

2. Photopea(無料・オンライン)

  • 特徴: Photoshopに近い操作性で、ブラウザ上で動作する。
  • メリット: インストール不要で、どのデバイスからでも利用可能。
  • デメリット: 高度な編集には少し処理が重い。

🔗 公式サイト

3. GIMP(無料・オープンソース)

  • 特徴: Photoshopの代替ソフトとして人気の高い無料ソフト。
  • メリット: レイヤー機能やフィルターが充実しており、自由度が高い。
  • デメリット: 初心者にはやや操作が難しい。

🔗 公式サイト

4. Figma(無料・オンライン)

  • 特徴: Webデザインやグラフィック制作に強い、オンラインベースのデザインツール。
  • メリット: シンプルなUIで、初心者でも使いやすい。
  • デメリット: オフライン環境では利用できない。

🔗 公式サイト

5. Canva(無料プランあり・テンプレート豊富)

  • 特徴: SNSやYouTubeサムネイル作成に特化したデザインツール。
  • メリット: 直感的な操作で、初心者でも簡単におしゃれなデザインが作れる。
  • デメリット: フォントや装飾の自由度は低め。

🔗 公式サイト

6. CapCut(無料・スマホ対応)

  • 特徴: スマホやPCで使える動画編集アプリだが、静止画編集にも使える。
  • メリット: 文字装飾のテンプレートが豊富で、短時間で作成可能。
  • デメリット: 細かいカスタマイズには不向き。

🔗 公式サイト


どのソフトを選ぶべき?

ソフト自由度操作性スマホ対応無料/有料商用利用
AviUtl難しい×完全無料
Photoshop最高難しい△(iPad版あり)有料(月額制)
Photopea普通〇(ブラウザ)無料
GIMP難しい×無料
Figma簡単〇(ブラウザ)無料プランあり
Canva簡単無料プランあり有料プランで可
CapCut簡単無料

AviUtlは自由度が高いものの、スマホでの編集ができないため、用途によっては他のソフトも検討するとよいでしょう。特に、CanvaやCapCutは初心者におすすめです。AviUtlと組み合わせて使うことで、より効率的にサムネイルやカバー画像を作成できます!

まとめ

AviUtlは自由度が高く、こだわりのデザインを作るには最適なツールだと思います。
でも、PC専用で最初の設定がちょっと面倒なのがネックです。

逆に、CanvaやCapCutは初心者でも手軽にオシャレなデザインを作れるから、時間をかけずにサクッと作りたい人にはピッタリです!

「ガッツリ作り込みたい!」ならAviUtl、「手軽にサムネを作りたい!」ならCanvaやCapCut、自分のスタイルに合ったツールを選ぶのがベスト! まずは色々試してみて、自分にとって一番使いやすいものを見つけてみてください。

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