
こんにちは。
今回は、私が実際に体験した「アドセンス審査落ち」のリアルな話をお伝えしようと思います。
これからブログで稼ぎたいと思っているあなたに、きっと参考になるはずです。
MLBブログを立ち上げたワケ
MLB(メジャーリーグベースボール)って、世界中(主に日本とアメリカ)で人気があると思います。
特に日本人選手が活躍すると、国内ニュースでも毎日のように取り上げられます。
「これなら、需要もあるしアクセスも集まるはず!」
そんな期待を胸に、私はMLBのトレンドニュースや海外の反応を翻訳して紹介するブログを始めました。
もちろん、ただ翻訳するだけではなく、
- 試合の感想
- 選手の細かいデータ
- 公式インスタグラムの紹介
- 動画クリップの紹介
なども付け加えて、オリジナリティを出すように心がけていました。
正直、1記事に1時間以上かけて、かなり丁寧に作り込んでいました。
作ったブログはこちら👇
MLB Ninja:大谷翔平&MLB日本人選手の海外リアクション
そして…アドセンス申請!
記事数も70本以上になり、
「よし、これならきっと通るはず!」と意気込んでアドセンス審査に出しました。
結果は──
不合格。理由は『有用性の低いコンテンツ』。
……えっ?
このクオリティで落ちるの?
正直、かなりショックでした。
なぜ落ちたのか?軽く振り返り
あとでわかったことですが、アドセンスは単なる「見た目」や「記事数」では判断しません。
重要なのは、
- コンテンツが読者の役に立っているか
- オリジナリティがちゃんとあるか
- 機械的な翻訳だけに見えないか
- 運営者情報・プライバシーポリシーが整っているか
こういうポイントを、ものすごく細かく見られていたのです。
私のMLBブログは、たしかに見た目は良かったけれど、「翻訳中心」「まとめ中心」だったため、AI判定でオリジナル性が薄いサイトと判断されてしまった可能性が高いです。
ちなみに…
この時点ではまだ、「要確認(有用性の低いコンテンツ)」という比較的軽い判定。
だから、アドセンスアカウント自体には影響は出ませんでした。
ただ、
「このままじゃ何回申請しても通らないかも…」そんな不安がじわじわと広がっていきました。
落ちた理由を徹底分析してみた【現実は厳しい】
アドセンスに落ちた理由を、私はかなり冷静に自己分析してみました。
この記事を読んでいるあなたにも、同じ失敗をしてほしくないので、包み隠さず正直に書きます。
【1】オリジナリティ不足と判定された
まず一番大きな原因は、やはりオリジナル性の弱さだったと思います。
- 海外記事の翻訳中心
- まとめ的な要素が多い
- 自分の考察部分が少ない
どれだけ丁寧にまとめても、Googleから見れば「他サイトに似た情報を並べただけ」と判断されてしまったのだと思います。
今のアドセンス審査は、ほんの少しでも「似たコンテンツ」だとアウト。
厳しすぎるほど、オリジナル要素を求められます。
【2】読者にとっての有用性が伝わりにくかった
次に問題だったのは、「この情報が誰にとって、どんな役に立つのか」 そこが明確に伝わっていなかった点です。
たとえば、
- 「なぜこのニュースが注目すべきなのか?」
- 「この情報から読者はどんな行動ができるのか?」
こういった読者目線のストーリーが足りなかったのだと思います。
単に海外の反応を翻訳して載せるだけでは、「ふーん」で終わってしまう。
これだと、Googleには「有用な情報」とは見なされないのです。
【3】機械審査の壁
さらに追い打ちをかけたのが、機械(AI)による一次審査の厳しさです。
今のアドセンス審査は、最初にAIロボットがサイトをざっとチェックします。
- コンテンツの独自性
- 文章の自然さ
- 専門性・信頼性
このへんを機械的に判定して、基準に達していなければ人間の審査官にすら回されずに落ちる仕組みになっています。
つまり、「せっかく1時間かけて丁寧に書いた記事」も、機械には数秒で「価値なし」と判断される可能性があるということ…。
これ、正直めちゃくちゃ悔しいですよね。
【4】「トレンドブログ」の限界
最後に気づいたのは、トレンド(速報系)ブログの収益化はそもそも難しいという事実です。
- ネタが一過性
- すぐに情報が古くなる
- 過去記事が積み上がって資産になりにくい
特にMLBみたいな「毎日更新が当たり前の世界」だと、一度止まったらすぐアクセスが落ちてしまうリスクも高いです。
トレンドブログは、爆発力はあるけど、長期安定型ではない──これも、冷静に認識しておくべきポイントでした。
ASP・アフィリエイトに切り替えようとしたが…?
アドセンス審査に落ちたことで、私はすぐに気持ちを切り替えました。
「じゃあ、他の方法で収益化すればいいじゃないか!」と。
そうして次に目を向けたのが、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)経由の広告です。
【最初に登録したのはA8.net】
ブログを始めた多くの人が通る道かもしれません。
私も定番のA8.netに登録しました。
- 案件数が多い
- 登録無料、即日OK
- 初心者向けの案件も豊富
とにかく、すぐに収益化への道が開けそうに思えたのですが・・・。
わくわくしながら、スポーツ系の案件を探しました。
【でも、待っていた現実は…】
…正直、がっかりしました。
MLBに直接関連する良い案件がほとんど無かったのです。
探しても探しても、
- 野球グッズ
- 健康食品
- ゴルフ用品
みたいなものばかり。
MLBファン向けに自然に紹介できるような、
「これだ!」と思える広告が、A8.netには見つからなかったんですよね。
【DAZNやSPOTV NOWは?】
次に期待したのが、MLB中継を観るための定番サービスであるDAZNやSPOTV NOWです。
これならMLBファンに向けて違和感なく紹介できるし、自然な流れでアフィリエイトができるはず。
しかし、調べてみると、これもまた壁がありました。
サービス名 | アフィリエイト状況 |
---|---|
DAZN | バリューコマースなど一部ASPのみ、案件が出たり消えたり |
SPOTV NOW | 直接のアフィリエイトプログラムは無し |
しかも、タイミングによってはバリューコマースにも案件がない時期があるのです。
つまり、「今この瞬間にMLBブログで紹介できるいい案件」 が、ほとんど存在しなかったという現実に直面しました。
【ここで冷静に考えた】
- 良い案件が無い
- アクセスもまだ少ない(1日20PV程度)
- これ以上コンテンツを量産しても労力だけかかる
こうなると、どう考えても
作業時間に対する収益が全く見合わないんですよね。
1記事1時間以上かけて書いても、報われる未来が見えない。
そんな厳しい現実に、私は気付いてしまいました。
今のアドセンス審査はどれくらい厳しいのか【YouTube並み】
ここまで読んで、「もしかして、アドセンスってそんなに難しいの?」 と思った方もいるかもしれません。
はい── 今のアドセンス審査は、ほぼYouTubeの収益化基準と同じくらい厳しいです。
【昔と今】アドセンス審査の厳しさ比較
わかりやすいように、ざっくり表にしてみました。
項目 | 昔(2015年頃) | 今(2024〜2025年) |
---|---|---|
記事数 | 10記事程度で通過できた | 20〜30記事以上が標準、しかも高品質必須 |
文章 | 多少のコピペ・リライトでも通った | AI・コピペ感があると即落ち |
サイト設計 | 適当な作りでもOK | 専門性・信頼性・透明性(E-E-A-T)必須 |
ポリシー類 | 無くても通ることが多かった | プライバシーポリシー・免責事項必須 |
審査プロセス | 人間が軽くチェック | まず機械AIが自動精査→通過後、人間審査 |
こうして比べると、「もう趣味ブログでサクッと通る時代じゃない」というのが、よくわかりますね。
【YouTube収益化基準との共通点】
YouTubeで収益化するには、
- 登録者数1000人以上
- 公開動画の総再生時間4000時間以上
という明確なハードルがあります。
アドセンスの場合は数値目標こそ無いですが、実質的には、
- 高品質なオリジナル記事を20〜30本
- 専門性・信頼性のある運営体制
- 検索エンジンから評価される設計
これくらいが最低条件になっています。
つまり、アドセンスもYouTubeも、プロ意識で取り組まないと通らない時代になったわけです。
【特に厳しいポイント】
特に、私が痛感した「厳しさポイント」はここです。
- 誰に向けたサイトなのかがぼんやりしているとダメ
- ただ翻訳するだけ・まとめるだけだと価値が無いと見なされる
- 独自の意見・考察がないと機械的に落とされる
- 運営者情報・ポリシー類の整備も必須
- 広告ポリシーに反する要素(権利問題など)があると即アウト
つまり、ちょっと頑張ったくらいじゃ足りない。 「プロの情報サイト」として作り込まないと、通過できないのが今の現実です。
アドセンスにこだわらない生き方(稼ぎ方)【これからのブログ運営戦略】
ここまでアドセンスの厳しさをお伝えしてきましたが、じゃあ「ブログ=アドセンス必須」なのかというと、そんなことはありません。
むしろ、これからの時代は──
アドセンスに依存しないブログ運営が主流になっていくと私は本気で思っています。
【まず知っておきたい現実】
- アドセンスは収益が安い(クリック単価数十円程度)
- 初期のアクセス数が少ないと、ほとんど収益にならない
- 審査に通っても、安定収益化までに長い時間がかかる
つまり、アドセンスを目指す努力に見合うリターンが得られるか?を、冷静に考える必要があるのです。
【これから目指すべきブログのカタチ】
では、どんなブログ運営が理想的なのか?
私はこう考えています。
戦略 | 内容 |
---|---|
① ASP・アフィリエイト中心に切り替える | 収益単価が高く、数件の成約でも大きい収入になる |
② 自分の体験・考察を軸にする | 他サイトにない独自性を出しやすい |
③ 資産型コンテンツを作る | トレンドではなく、1年後も読まれる記事を増やす |
④ 小さな成功体験を積み上げる | 最初は小さな収益でOK、とにかく続ける |
【具体的にはどうする?】
たとえば、あなたがMLBブログをやっていたなら…
✅ MLB関連の情報+自分なりの「観戦豆知識」「初心者向けガイド」を作る
✅ DAZNやU-NEXTの紹介だけでなく、
「野球好きにおすすめのグッズ」「スカパー!スポーツパック」みたいな案件も取り入れる
✅ MLB初心者が困るポイント(用語解説、チケット購入方法など)を記事にする
こうして、自分ならではの切り口で役立つ情報を発信することが、これから生き残るコツです。
【アドセンスに落ちたって、大丈夫。】
アドセンスは、ひとつの手段にすぎません。
たとえ落ちたって、それは「終わり」じゃない。
むしろ、自分だけの強いブログを作るスタート地点です。
アドセンス以外にも、
- ASP案件
- 物販アフィリエイト
- 独自コンテンツ販売(note、Kindle出版など)
いろんな道が開けています。
焦らず、腐らず、コツコツ積み上げていきましょう。
あなたの頑張りは、必ず未来につながります。
【まとめ】
✅ アドセンス審査はプロレベルじゃないと厳しい時代
✅ 落ちてもアドセンス以外の収益化ルートはたくさんある
✅ 独自性のある、資産型ブログを目指していこう
これが、今回私が伝えたかったすべてです。
追伸:もう https://neuroninja.net/ このブログは更新しないのですが、ドメインが9月くらいまで残っているので放置しておきます。 もし、誰か引継ぎしたい人がいれば、ご連絡を。
編集後記
ということで、バーッと殴り書きした文章を、chatgptとのやり取りの中で有益な情報をまとめてもらいました。
今更ですが、アドセンスがこれほどまでに厳しい状況に陥っているとは知りませんでした。
今回、MLBブログでアドセンス審査が落ちたことで、色々と調べて判明しました。
もうアドセンスで初心者が稼げるような時代ではないのですね。
さらに言えば、youtubeの収益化のラインもめちゃくちゃ厳しくなっている。
1000人以上の登録者と、動画の再生時間が4,000時間以上とか、えげつないことになっています。
さらに、そのハードルを越えたとしても、審査に落ちることも。
ちょっともう初心者や素人はアドセンスで稼ぐのは相当難しいと思います。
詳しい人やプロなどに教えてもらうくらいしか、何も知らない人は無理だと感じました。
私はもうアドセンスは無理だと気付いたので、他のクリック型にするか、ASPやアプリ、ゲーム開発に注力していきたいと思います。

MLBブログで70記事以上、1ヶ月毎日1時間~3時間くらいかけて学んだ事実。
ちょっと重く辛いです。
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