
何も知らない、コードも書けない初心者がchatgptだけでアプリを開発して、グーグルプレイで出品しようとした結果、最初につまずいた画像サイズ。
chatgptに相談しても、1242×2436だったり、512×512だったり、容量を得ない回答しか得られない。
仕方が無いので、自分で調べてようやく正解が分かりました。
そこで今回は、Google Play出品時にチェックすべき画像とその理由を全部まとめてみました!
はじめに:画像サイズってそんなに大事?…実はめちゃくちゃ大事です
React Native × Expo でアプリを作ったら、「さぁビルドしてリリースだ!」ってテンション上がりますよね?
でもGoogle Playに出すとき、「画像サイズ」と「形式」でめっちゃ足止めくらいます。“画像が小さすぎます”とか“形式が違います”とか、Play Consoleが冷酷にエラーを出してきます。
そのうえ、AdMob入れるなら「見た目」も大事。広告のときにチラッと出るあなたのアプリアイコンが「ボケてる」「謎に切れてる」なんて…悲劇ですよね。
というわけで今回は:
- アプリアイコン(icon)
 - アダプティブアイコン(adaptive-icon)
 - スプラッシュ画像(splash-icon)
 
この三種の神器について、サイズ・形式・注意点を全部まとめてます。AdMob使うときの話も込みでいきます。もうPlay Consoleと喧嘩しなくて済むようにしましょう。
まずはこれ!Google Play に必要な画像とサイズ一覧
もう最初に結論テーブル置いときます。これスクショして壁に貼っといてください:
| 用途 | ファイル名例 | 推奨サイズ | 形式 | 備考 | 
|---|---|---|---|---|
| アプリアイコン | icon.png | 512×512 px | PNG (32bit) | 透明でもOK。角丸や影は不要(Googleが自動でやってくれる) | 
| アダプティブアイコン前景 | adaptive-icon-foreground.png | 1024×1024 px | PNG | 透過背景必須。中央のロゴは66x66dpのセーフゾーン内に配置する | 
| アダプティブアイコン背景 | adaptive-icon-background.png | 1024×1024 px | PNG | 不透明画像または単色指定(backgroundColor)でOK | 
| モノクロアイコン(Android13〜) | adaptive-icon-monochrome.png | 1024×1024 px | PNG/SVG | テーマアイコン用。色はモノクロ、背景なし | 
| スプラッシュ画像 | splash.png | 1024×1024 or 1000×1500 px | PNG | 背景透明または単色+中央にロゴ。縦長にしたほうが綺麗に見えることも | 
| Feature Graphic(ストア用) | feature-graphic.png | 1024×500 px | PNG | Playストアの上部に表示される横長バナー。ブランディングに超大事 | 
| スクリーンショット | – | 320px〜3840px | JPG/PNG | 最低2枚必要。スマホ/タブレット用それぞれ準備しておくとベター | 
Expoプロジェクトにおけるアイコン設定のキホン
はい、ここからが本題。あなたの脳内に油性ペンで書き込んでおきたいのはこれ:
「すべての画像、まずは1024×1024で作れ」
なぜなら、Expo(とEAS Build)は、この1枚から勝手に全部リサイズしてくれるから。そう、あなたが頭を抱えなくてもいいように、親切設計なんです。Expoだけは。
でも、それってホントに1024×1024じゃないとダメ?
いい質問ですね(と言いつつ、よくある質問です)。
1024×1024がデフォルト&推奨されてる理由は以下の通り:
| 理由 | 内容 | 
|---|---|
| 📱 高DPI端末でも綺麗 | 解像度が高いスマホでもボケずに表示される | 
| 🔧 自動変換しやすい | ExpoやEASが自動で必要サイズに調整してくれる | 
| 🎨 デザインが崩れにくい | 拡大縮小してもシャープな見た目を保てる | 
| 🛠️ 開発が楽 | 複数サイズ用意しなくて済む。1枚で全部対応できる | 
なので、基本的には全部1024×1024でOK。たった1枚で世界が変わるってやつです。
アダプティブアイコンとは?普通のアイコンと何が違うの?
一言でいうと、「マスクをかぶせて色んな形に変身できるアイコン」です。Android 8.0(Oreo)以降で導入されました。
普通のアイコンが「そのまま表示」されるのに対して、アダプティブアイコンは、
背景と前景に分かれていて、ユーザーの設定やデバイスによって勝手に形が変わります。
たとえば:
- Pixel → 丸いアイコン
 - Galaxy → 四角に丸角つき
 - Oppo → 花びらっぽい謎の形
 
しかも、形だけじゃなく視差効果やアニメーションまで効かせられる。やりすぎ。
Expoでのadaptive-iconの設定方法
さて、React Native + Expo でこのadaptive icon(アダプティブアイコン)を設定したい場合、設定ファイル(app.json または app.config.js)に以下のように記述します:
"android": {
  "adaptiveIcon": {
    "foregroundImage": "./assets/adaptive-icon-foreground.png",
    "backgroundImage": "./assets/adaptive-icon-background.png",
    "monochromeImage": "./assets/adaptive-icon-monochrome.png",
    "backgroundColor": "#FFFFFF"
  }
}
どれも1024×1024 PNGで作ればOK。優しすぎる仕様。
それぞれの画像の役割を簡単にまとめると:
| 種類 | 必須 | 内容 | 
|---|---|---|
foregroundImage | ✅ | 透過PNG。ロゴを中心に置く。マスクされることを考えて余白を多めに。 | 
backgroundImage | ❌(背景色でも可) | 不透明な背景用PNG。背景にパターンを入れたいとき用。 | 
backgroundColor | ✅(背景画像なしなら) | 単色背景にしたいとき。backgroundImageより優先されます。 | 
monochromeImage | ✅(Android13以降でテーマ対応したいなら) | 単色ロゴ用。ダークモードや壁紙テーマと融合してくれる未来型アセット。 | 
セーフゾーン問題:なんでロゴが勝手に切れるの?
これは「Androidお得意のトラップ」みたいなもんで、前景画像は中央66×66dp以内にロゴを収めないと勝手に切られるんですよ。
え、dpって何?って顔してる?
簡単に言うと、“見た目の大きさ”の単位です。端末の解像度に左右されないサイズのこと。
で、この66dpってのを1024px換算すると、だいたい中央に660px四方の正方形を想像すればいい。
ロゴがその外にはみ出ると、マスクで見えなくなります。残酷な世界。
モノクロアイコン(Android 13〜)は出しておいたほうがいい?
答え:できれば出しておけ
Android 13以降、ユーザーは「テーマ付きアイコン」を選べます。
そのとき使われるのが、このmonochromeImage。
これを設定しておくと、アイコンが壁紙に馴染んだモノトーン仕様になって、ダサさから救われます。
出さないと?
まぁ、古臭い浮いたアイコンとして晒されますね。
スプラッシュスクリーン画像、正しいサイズは?
スプラッシュスクリーン、つまりアプリ起動時に出てくる「なんかロゴだけ出てるやつ」ですね。
こちらもExpoなら app.json で簡単設定できます:
"splash": {
  "image": "./assets/splash.png",
  "resizeMode": "contain",
  "backgroundColor": "#ffffff"
}
よくある設定ミスと対策
| 問題 | 対策 | 
|---|---|
| ロゴが中央でめっちゃ小さい | resizeMode を "cover" にしてみよう | 
| 背景が不自然に見える | 背景を単色にして、ロゴの背景は透過PNGに | 
| ダークモードでロゴが見えない | "dark" オプションを使って別の画像と色を設定しよう | 
Google Play Console に必要な「その他画像」たち
「アイコンとスプラッシュ作ったし、もう終わりでしょ?」って思った人、甘い。メロンくらい甘い。
Googleさんは、「もっとビジュアル出して♡」ってPlay Consoleでせがんできます。
以下、出品時に実質的に求められる画像アセット一覧です:
| 項目 | 必須 | 推奨サイズ | 内容 | 
|---|---|---|---|
| Feature Graphic | ✅(実質) | 1024×500 px | ストア上部に出てくる横長バナー。超重要。第一印象これで決まる | 
| スクリーンショット | ✅ | 幅320px〜3840px(1辺) | 最低2枚。スマホ/タブレット別に必要。縦長が基本 | 
| Promo Video | ❌ | YouTube URL | 任意。でもあると映える。ゲーム系は必須レベルで使われてる | 
| TV バナー | TVアプリのみ | 1280×720 px | Android TV向けアプリのときだけ必要 | 
| Wear OS アセット | Wear OSのみ | 指定あり | スマートウォッチ対応アプリ用。関係ない人は忘れてよし | 
Feature Graphic(1024×500)は何のためにあるの?
あなたのアプリがGoogle Playで紹介されるとき、まず目に入るのがこの画像。
なのに、“適当にロゴ貼っただけ”みたいな画像をアップしてる人、多すぎて泣けます。
ポイント:
- アプリの雰囲気がわかる背景や色味にする
 - タイトルやキャッチコピーも入れてOK(ただし短く、スマホ画面で読めるサイズ)
 - 読みやすさ>デザイン性 ← これ重要。小さくなっても見えるように。
 
開発者視点で見ても、Feature Graphic はマーケティング要素の中で最もROI高い説ある
AdMobとの関係:追加の画像、必要?
ここ、よく誤解されるところ。結論から言うと…
AdMobのために追加で画像を用意する必要はありません。
なぜかというと、AdMobはGoogle Playに登録されたメタデータをそのまま流用して使うからです。
つまり、あなたがPlay Consoleでちゃんとicon.pngやFeature Graphicを設定しておけば、それでOK。
ただし、注意点としては…
| シーン | 影響する画像 | コメント | 
|---|---|---|
| ネイティブ広告でアイコンが表示される | icon.png | 解像度が低いと広告がショボく見えます。高解像度1024×1024を使っておくのが吉 | 
| 広告経由でストアに来るユーザー | スクリーンショット・Feature Graphic | 第一印象が広告→ストアになるので、ビジュアルが一致していることが重要 | 
つまり、AdMobにとっても見た目は命というわけ。
カスみたいなアイコンで広告配信しても、ユーザーは警戒してスワイプしていきます。
…まるでマッチングアプリの世界ですね。
まとめ:画像アセットのチェックリスト【保存版】
じゃあ最後に、Google Play + Expo + AdMob向けに必要な画像を全部表でまとめておきます。
このリストを「うわぁ多いなぁ」と思いながらも、やった人だけがPlay Consoleで勝てます。
| 用途 | ファイル名例 | サイズ | 必須? | 備考 | 
|---|---|---|---|---|
| アプリアイコン | icon.png | 512×512 px | ✅ | 角丸/影は不要。Play Consoleに明示的にアップロード必要 | 
| アダプティブアイコン(前景) | adaptive-icon-foreground.png | 1024×1024 px | ✅ | 透過PNG。セーフゾーンにロゴ配置 | 
| アダプティブアイコン(背景) | adaptive-icon-background.png | 1024×1024 px | ✅ | 不透明背景 or backgroundColor | 
| モノクロアイコン | adaptive-icon-monochrome.png | 1024×1024 px or SVG | ⭕ | Android13+テーマアイコン対応 | 
| スプラッシュ画像 | splash.png | 1024×1024 px or 1000×1500 px | ✅ | Expoで背景色+ロゴ配置。resizeModeに注意 | 
| Feature Graphic | feature-graphic.png | 1024×500 px | ✅(実質) | ストアの一等地に表示されるやつ。ブランディング命 | 
| スクリーンショット | – | 320〜3840 px(1辺) | ✅ | 最低2枚。スマホ/タブレット分用意 | 
| Promo Video | YouTube URL | – | ⭕ | あれば再生される。特にゲーム系で効果大 | 
| TV/Wear OS用画像 | – | 指定あり | ❌ | TVやスマートウォッチ対応アプリのみ対象 | 
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