理想のテンプレートが無く、Unityアプリ開発は想像以上にハードだった話。
Unityで脳トレ系のアプリを作ろうと思って、まずはテンプレートを探してみたのですが……理想のものが見つかりませんでした。
特に脳トレ系に関しては、テンプレート自体がほとんど存在しなかったり(探し方が悪いかも?)、初心者でも使いやすそうなものが無く、結局「これはもう自分で作るしかないのかも」と感じてしまいました。
一応、「自分で頑張れば何とかアプリ作れそうかな?」と思えるようなテンプレートがあったのですが、それでも価格は20ドル前後。まだ収益が発生していない、というか収益の見込みもない状態で、いきなりお金を出してテンプレートを買う気にはなれませんでした。しかも、見た目も機能もけっこうショボくて、テンションも下がり気味に…。
ということで、仕方なく「AIに頼って、1から自作してみる」という道を選ぶことにしました。とはいえ、Unityは全くの初心者。思った以上にハードな道のりになりました。
Unity初心者あるある:「再生モードのまま作業してしまう」
これは本当にやってしまいました…。
Unity初心者によくある失敗として、「Game画面を再生したまま作業をしてしまう」というのがありますが、まさにそれにハマってしまいました。
再生中でもオブジェクトの位置や設定をいじれるので、ついそのまま作業を進めてしまいがちなのですが、実は再生が終わった瞬間に全ての変更が元に戻ってしまう。
一応「今は再生中なんだな」とは気づいていたのですが、つい設定変更を続けてしまい、最後に停止ボタンを押したら……それまで頑張って調整してきたものがすべて台無しに..。
これは「Unity初心者あるある」だそうで、**作業をするときは再生モードを止めてから!**が鉄則のようです。自分でやってみて、ようやくその大切さが分かりました。正直、かなり落ち込みました。
TextMeshProのフォント設定が面倒…でも解決法があった!

Unityでは日本語を使おうとすると、TextMeshProの文字が文字化けしてしまうことが多いです。そのため、日本語フォントを手動で設定する必要があります。
最初は、毎回TextMeshProのコンポーネントに日本語フォントをドラッグ&ドロップして設定していました。正直、これが地味に面倒…。
調べてみたところ、デフォルトフォントを設定できる方法がありました。
Edit > Project Settings > TextMesh Pro > Settings
ここであらかじめ日本語フォント(例:JapaneseFont)を指定しておくと、今後作成するすべてのTextMeshProオブジェクトに自動でそのフォントが適用されるようになります。
これはかなり便利ですね。最初にこの設定をしておくだけで、以降の作業効率がぐっとアップします。初心者こそ、先に設定しておくべき項目だと感じました。
Unityはやっぱり難しい…。本質が分かっていないとAIでも限界があると感じた話
Unityを触り始めてまだ3日目。
とにかく感覚だけで進めてみたのですが、やはり**「分かってない人がAIに頼っても限界がある」**ということです。
今回「脳トレ終了後に結果画面を表示させたい」という機能を作っていたのですが、これがうまく表示されない。
何度もAIにコードの修正を頼みましたが、それでも直らない…。
ShowResult() が動いているのか分からない
Retryボタンが表示されない
UIとスクリプトの接続が不安定
……など、とにかく問題が連鎖的に発生して、お手上げ状態でした。
個人的には、たぶんすごく単純なミスなんだろうと思っています。
スタート画面や、脳トレゲームの中身自体は何とか完成させたのですが、「結果画面が表示されない」という一点だけがクリアできずに、止まってしまった感じです。
Unityは初心者にはちょっとハードルが高すぎると感じた理由
今回の挑戦で痛感したのが、Unityでは「コードを書くこと」だけじゃ済まないという点です。
UIとスクリプトの接続
インスペクターでの手動設定
シーンごとの切り替え
再生モードの罠
フォントの文字化け対応
などなど、**「見えないけどやらなきゃいけない作業」**がとにかく多い印象でした。
AIにC#コードを書いてもらうだけで、何となくできそうに思えたのですが、実際にはUnityエディタ内での操作が必要不可欠。そのため、結局のところAIだけに任せてアプリ開発を完結させるのは難しいと感じました。
私のように「コード中心でAIと一緒にアプリを作りたい」と思っているタイプにとっては、Unityは難しいです
Unityは一旦お休み。React Nativeも無理、Flutterに望みをかけたい
結論として、今の私のレベルではUnityを使ってアプリを完成させるのは無理だと判断しました。
React Native(Expoを使わない)も試しましたが、設定や構築でつまずいて結局断念。
今回のUnityも手を出してみたものの、細かいトラブルや設定の連続で、挫折しました。
となると、残された選択肢はFlutterしかないのかな…と考えています。
Flutterであれば、UIもロジックもすべてDartコードで書けて、AIにコードを書いてもらえば形になりやすいかもしれません。
少なくともUnityのようにエディタ操作が必須という感じではないので、私のように「AIに頼りながらコードだけで作りたい」タイプには向いているのでは?と思いました。
でも、現時点ではかなり疲れてしまったので、ひとまずアプリ開発はお休みすることにしました。Flutterを触るのは、もう少し気力が戻ってからにしようと思います。
【まとめ】Unity初心者がテンプレなしで脳トレアプリを作ろうとした結果…
今回、Unityで脳トレアプリを1から作ろうと試みた結果、改めて感じたのは**初心者がUnityでゼロから作るのは辛すぎるということです。
時間をかけて基礎から学んでいかないといけないと思いました。
また、参考書や本(ネットでもいい)を片手にやるべきだとも感じました。
テンプレート探しに始まり、再生モードの罠、フォント設定の手間、スクリプトとUIの接続の難しさ、予期しない表示トラブルなど、問題は次々と発生。
AIのサポートも受けつつ何とか進めていましたが、本質的な理解がないままではAIのアドバイスもうまく活かせないという現実。
React NativeもUnityも今の自分には不可能でしたが、**「Flutterなら行けるかもしれない」**という希望は少しだけ見えました。
音を鳴らしたり、adomob設定がreactnativeよりも簡単そうだから(謎)
一旦はアプリ開発から離れますが、興味自体はまだ残っているので、また別の形で挑戦できたらと思います。
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